【春闘16】日産、ベア相当分3000円の満額回答…年間一時金も要求どおり

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主要産業で2016年春闘の集中回答日となった3月16日は自動車業界でも経営側から相次いで回答が提示された。日産自動車では独自の交渉方式である「平均賃金改定原資」としての9000円の要求に満額回答が出た。

このうち賃金改善(ベースアップ=ベア)に相当する部分は3000円であり、要求どおりの回答となった。昨年の平均賃金改定原資は1万1000円の満額回答だった。ベアの実施は3年連続となる。

一方、年間一時金は225万5100円が回答された。組合側の要求であった賃金改定後の基準内賃金の「5.9か月分」に相当する金額であり、こちらも満額回答だった。昨年の妥結水準である5.7か月分(216万7600円)を0.2か月分上回った。同社の一時金の満額回答は4年連続。

西川廣人副会長兼CCOは回答について「全従業員が力を合わせ、日本事業の競争力強化など厳しいチャレンジで成果をあげているのが大きな背景だ。賞与を含めた年収ベースでは昨年同様に3%を超える水準となり、社会的な要請にも応えている」とコメントした。

《池原照雄》

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