北陸新幹線、在来線特急の約3倍に…延伸開業1年間の利用状況

鉄道 企業動向
JR西日本は北陸新幹線の延伸開業後1年間の利用状況を発表。上越妙高~糸魚川間で925万8000人が利用した。
JR西日本は北陸新幹線の延伸開業後1年間の利用状況を発表。上越妙高~糸魚川間で925万8000人が利用した。 全 4 枚 拡大写真

JR西日本は3月17日、北陸新幹線の延伸開業後1年間の利用状況を発表した。開業前の在来線特急に比べ、3倍近く利用者が増えている。

北陸新幹線は、東京都から長野市、富山市を経て大阪市に至る計画の新幹線。東京~高崎間は東北・上越新幹線との線路共用区間で、高崎~長野間が1997年10月に開業。2015年3月14日に長野~上越妙高~金沢間が延伸開業した。このうち高崎~長野~上越妙高間はJR東日本、上越妙高~金沢間はJR西日本が運営している。

JR西日本の発表によると、開業日の2015年3月14日から今年3月13日までの利用実績は、上越妙高~糸魚川間で925万8000人。前年の在来線特急『はくたか』『北越』の利用実績(直江津~糸魚川間)に比べ、295%の利用があった。

月の半分程度の日数しか含まれていない3月を除くと、最も利用者が多かった月は2015年8月(91万9000人)。最も少なかったのは今年1月(61万2000人)だった。前年比では、2015年4月から11月までおおむね300%台で推移したが、12月以降は200%台にとどまっている。

自動改札機を通過した人の乗車人員(1日あたり)は、金沢駅の利用者が8600人と最も多く、富山駅の4700人、新高岡駅の1500人、黒部宇奈月温泉駅の800人が続く。最も少なかったのは糸魚川駅の400人だった。

《草町義和》

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