【大阪モーターサイクルショー16】スーパースポーツツアラー1290 スーパーデューク GTを披露…KTM

モーターサイクル 新型車
本邦初公開となったKTMのスーパースポーツツアラー1290 SUPER DUKE GT。
本邦初公開となったKTMのスーパースポーツツアラー1290 SUPER DUKE GT。 全 13 枚 拡大写真

『1290 スーパーデューク GT』がKTMブースで本邦初公開された。173PSを発揮する強力なLC8エンジンや長距離ランを実現する容量23リットルのビッグタンクを備えながらも、装備重量を僅か228kgに抑えたニュースポーツツアラーだ。

ベースモデルは『1290 スーパーデューク R』だが、単なるバリエーションモデルではない。用途によって種類を選択できるライドモードやトラクションコントロール、前後連動ABSといった電子制御技術はさらなる進化を遂げ、ロングランを快適にするウインドプロテクションやライディングポジションも最適化。ラゲッジスペースも確保している。

また、1290 スーパーデューク Rの卓越したスポーツ性能はそのままに受け継いだ。オートシフター(シフトアップ時のみ)を駆使することで、同等以上の加速性能を発揮。足まわりには『1290 スーパーアドベンチャー』譲りのセミアクティブ・サスペンションをGT用にアレンジしなおし、あらゆる状況の路面に対応する。

税込み価格は213万2000円で、国内導入は5月中旬を予定している。

さらにKTMブースでは、『1290 スーパーデューク R スペシャルエディション』や『690 デューク R』『690 デューク』など話題の最新モデルを展示したほか、AMAスーパークロスでチャンピオンを獲得した『450SX』のR.ダンジー仕様、エクストリームエンデューロ王者のタデウス・ブラズシアクの『300EXC』もディスプレイ。

ダカールラリーで完走を果たした三橋淳選手やトライアルの藤原慎也選手のトークショーも開催し、多くの人で賑わった。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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