ドイツの高級車、メルセデスベンツは3月18日、新型『Vクラス』を中国市場で発売した。
新型Vクラスは2014年、ドイツで発表され、欧州をはじめ世界市場で販売を開始。2015年の世界販売は3万1500台。前年比は26%増と大きく伸びている。
中国向けの新型Vクラスの生産は、ダイムラーの中国合弁、福建ベンツ汽車の福州市の工場ですでに開始。2016年にはVクラスの商用車、『ヴィトー』の中国現地生産も、同工場で開始する予定だ。
新型Vクラスの中国仕様車は、中国の顧客の好みに応じた変更を実施。パノラマサンルーフ、冷蔵庫と保温機能カップホルダー付きの大型センターコンソール、折り畳みテーブル、マッサージ機能付きシートなどが装備される。
メルセデスベンツ商用車部門のVolker Mornhinweg代表は、「Vクラスは世界成長戦略の柱となる商品。Vクラスが中国の顧客に支持されると確信している」と語っている。