月の一部が暗くなる「半影月食」…今年は観察チャンスは3回

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3月23日の半影月食のシミュレーション (c) コニカミノルタプラネタリウム
3月23日の半影月食のシミュレーション (c) コニカミノルタプラネタリウム 全 2 枚 拡大写真

 月の一部がわずかに暗くなる「半影月食(はんえいげっしょく)」と呼ばれる月食が、3月23日に起こる。食の最大は、午後8時47分ごろ。「皆既月食」や「部分月食」に比べると、月の変化がわかりにくいため、注意深く観察したいものだ。

 半影月食は、月が地球の半影に入って、月面の一部がわずかに暗くなる現象。通常は数年に一度しか見ることができないが、2016年は3月23日、8月18日、9月17日と3回、半影月食が発生する。

 3月23日の半影月食は、午後6時37分ごろに欠け始め、午後8時47分ごろに最大となり、午後10時57分ごろに終わる。アストロアーツによると、欠け始めのころは月の高度が低く見づらいため、月が高くなり欠け具合が最大となる午後9時前~午後10時ごろを中心に注意深く月の明るさを追うとよい。また、月の明るさの変化は、眼視ではわかりにくく、露出を一定にして撮影して見比べるとわかりやすいという。

 コニカミノルタプラネタリウムでもWebサイトの天文カレンダーで、3月23日の半影月食を紹介。「半影月食は、注意して見ないと月食と気付かない場合がほとんどですが、今回は月が本影に近づくので、半影月食としてはわかりやすいでしょう」と解説している。

3/23に半影月食…2016年は3回の観察チャンス

《奥山直美》

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