【ニューヨークモーターショー16】ホンダ シビック クーペ 新型にGRCレーサー…600馬力

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ホンダ シビック・レッドブルGRC
ホンダ シビック・レッドブルGRC 全 5 枚 拡大写真

ホンダの米国法人、アメリカンホンダは3月22日、ニューヨークモーターショー16のプレビューイベントにおいて、新型『シビック クーペ』が2016年シーズンの「レッドブル・グローバル・ラリークロス・シリーズ」に参戦すると発表した。

レッドブル・グローバル・ラリークロス・シリーズ(レッドブルGRC)は、米国を中心に人気の高いモータースポーツ。ダートとターマックでの接近戦に加えて、コースには約20mのジャンプが設けられ、盛り上がりを見せる。現在、スバル『WRX STI』、フォルクスワーゲン『ザ・ビートル』、フォード『フィエスタST』が参戦している。

ホンダは新型シビック クーペで、2016年シーズンのレッドブル・グローバル・ラリークロス・シリーズに参戦する計画。「Olsbergs MSE」チームとHPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)が、参戦車両を共同開発した。

『シビック・レッドブルGRC』と命名されたマシンは、他の参戦車両と同じく、エンジンの最大出力を600hp以上にパワーアップ。0-96km/h加速は1.9秒と、圧倒的な加速性能を備える。エアロダイナミクス性能を引き上げる変更も施された。

シビック・レッドブルGRCは5月21-22日、米国アリゾナ州フェニックスで開催される2016年シーズンのレッドブルGRC開幕戦において、実戦デビューを果たす予定。アメリカンホンダの広告責任者、ニック・リー氏は、「公道で20mを超えるジャンプに挑戦してはダメです。しかし、レッドブルGRCに新型シビッククーペが参戦することで、ベースになった市販車の優れた技術と性能を示すことができるでしょう」とコメントしている。

《森脇稔》

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