【リコール】スズキ V-ストローム1000 など、走行中にエンストのおそれ

モーターサイクル 企業動向
スズキ V-ストローム1000
スズキ V-ストローム1000 全 2 枚 拡大写真

スズキは3月23日、大型自動二輪『V-ストローム1000』などの整流器に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『V-ストローム1000』『GSR600』『B-KING』『隼』『GSX-R600』『GSX-R750』『グラディウス』『ブルバードC109R』の8車種で、2007年7月16日から2012年2月7日に製造された合計7476台。

整流器において、パワーモジュール(電力用複合素子)製造時の吸湿管理が不適切なものがあることが判明。長時間アイドリング後にエンジンを高回転でキープした場合、冷却フィン付きケースとパワーモジュールの接着が剥がれ、パワーモジュール内部の整流素子の温度が耐熱温度以上に上昇し、発電電流の制御ができなくなる。そのため、そのまま使用を続けると、バッテリが充電不足となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、整流器を対策品と交換する。

不具合は24件発生、事故は起きていない。輸入元からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る