【大阪モーターサイクルショー16】ホンダ、カフェレーサースタイルの Concept CB Type II を世界初公開

モーターサイクル 新型車
大阪モーターサイクルショーで世界初披露となったホンダ Concept CB Type II。
大阪モーターサイクルショーで世界初披露となったホンダ Concept CB Type II。 全 13 枚 拡大写真

3月21日に閉幕した大阪モーターサイクルショー。ホンダブースでは、空冷「CBシリーズ」の新たな方向性を提案するコンセプトモデル『Concept CB Type II』を世界初公開した。

フランジレス製法による造形美にこだわった燃料タンクを備えるボディに前後17インチの足まわりをセットし、ミラーをハンドルにアンダーマウント。ソロシートにはシングルシートカウルがセットされている。

ヘッドライトボディやエアクリーナーボックス、リアフェンダーなどにカーボンが用いられ、サスペンションはフロントフォークがショーワ、リアがオーリンズ、ブレーキキャリパーはブレンボ製、マフラーはオーヴァーレーシング製の左右2本出しとした。

また、HRCが市販予定の『グロム・レーシングベースモデル』にも注目が集まった。HRCカラーとゼッケン72は、昨年のMotoGP日本グランプリで高橋 巧選手が乗ったRC213Vのイメージ。より手軽にスポーツ走行が楽しめ、HRCはモータースポーツへの門戸をますます拡げていく方針だ。

さらにホンダブースでは、ゼッケン93のレプソルカラーを身に纏ったMotoGPマシン RC213Vマルク・マルケス車、ダカールラリー参戦マシン CRF450RALLY ホアン・バレダ車などもディスプレイ。今週末の東京サイクルショーにも同様の内容で展示される。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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