【ニューヨークモーターショー16】BMW、330e「iパフォーマンス」発表…PHV新ブランド第二弾

自動車 ニューモデル モーターショー
BMW 330e iパフォーマンス
BMW 330e iパフォーマンス 全 6 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWは3月23日、米国で開幕したニューヨークモーターショー16において、『330e iパフォーマンス』を初公開した。

BMWは3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、新ブランドの「iパフォーマンス」を立ち上げると発表。BMWは電動化技術に特化したブランドとして、「i」を擁する。「iパフォーマンス」は、このiブランドの技術を導入したBMWブランド車に与えられる名称。具体的には、BMWブランドの全てのプラグインハイブリッド車(PHV)に、2016年7月から、iパフォーマンスの名前が冠される。

iパフォーマンスの第一弾として、ジュネーブモーターショー16で初公開されたのが、新型『7シリーズ』のPHV。新型7シリーズの欧州発表の際、「740e」(ロングホイールベースは「740Le」)を名乗っていたが、発売時には、「740e iパフォーマンス」、「740Le iパフォーマンス」の新名称が採用された。

ニューヨークモーターショー16で初公開された330e iパフォーマンスは、iパフォーマンスの第二弾。『3シリーズセダン』のPHVグレード、「330e」の名称変更モデルとなる。

PHVシステムは、エンジンが2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ。米国仕様の場合、最大出力180hpを引き出す。これに、最大出力87hpのモーターを組み合わせる。PHVシステム全体では、248hpのパワーと、42.8kgmのトルクを獲得。0-96km/h加速5.9秒、最高速225km/hの性能を発揮する。

二次電池は、蓄電容量7.6kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大でおよそ23kmを、ゼロエミッション走行できる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る