4月9日~10日、岡山国際サーキットで開幕する2016年SUPER GT。GT300クラスに新型「アウディ R8 LMS」が登場する。
量産モデルの『R8』が第2世代にモデルチェンジしたことを受けて、GT3仕様のレースカー「R8 LMS」も新型にモデルチェンジ。アルミとCFRPの複合素材で構成するアウディ スペース フレーム(ASF)の採用により、25kgの軽量化を達成。さらに捻り剛性を39%向上させたうえで、エアロダイナミクスの面でも進化を果たしている。
自然吸気のV10 5.2リットルエンジンは最高出力585psを発揮するほか、オーバーホールのインターバルが2万kmとレーシングエンジンとしては極めて長いことも特徴のひとつ。なお、駆動方式は車両規則によってクワトロから後輪駆動へと改められている。
新型R8 LMSで2016年 SUPER GTのGT300クラスに参戦するのは、2012年からR8 LMSで挑戦し続けている「Audi Team Hitotsuyama」と、今年から新たに参戦する「Audi Team Braille」の2チームとなる。