三井住友海上、運転分析アプリに「動物注意」のアラート機能

自動車 ビジネス 企業動向
動物の生活史、出没時間および天候による出没率に応じた音声アラート
動物の生活史、出没時間および天候による出没率に応じた音声アラート 全 2 枚 拡大写真

三井住友海上火災保険は、無料アプリ「スマ保『運転力』診断」利用時に、野生動物との交通事故多発地点へ接近すると音声で注意を促すサービスを4月から開始する。

野生動物との接触事故は全国各地で毎年発生しており、自動車の損害や人的な被害を引き起こしているほか、希少動物をはじめとした野生動物の轢死は生物多様性の損失にも繋がる。こうした状況を改善し、交通事故の減少と生物多様性の維持を実現するために、同社は「スマ保『運転力』診断」の機能を活用した新サービスをインターリスク総研と協力して開発した。

新サービスでは、地方自治体等が保有する情報・データを基に特定した動物事故多発地点および区間に接近すると、音声で注意を促す。アラート内容は動物の生活史、出没時間および天候に応じた出没率に応じて変化。また、動物の飛び出しを認識し、適切な運転操作ができるよう、速度超過時にも音声アラートを発信する。

新サービスは、奈良公演のシカや北海道のエゾシカ、沖縄のイリオモテヤマネコを対象とするほか、その他の地域・動物にも範囲を拡大し、全国各地でサービスを展開していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のスラントノーズ復活か? ボルシェ 911 が「フラッハバウ」導入へ
  2. レクサス NX、電動モデルのラインナップを拡充…2026年型を米国発表
  3. ヤマハのネオレトロ『XSR900』、外装キットが国内20%超の装着率で「嬉しい誤算」その理由とは?
  4. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  5. 「ほぼ未使用」のスーパーカー20台、匿名バイヤーに一括売却へ その総額は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る