マツダ組織改正、中国ビジネス強化や国内ブランド価値向上へ

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マツダ本社(広島)
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マツダは4月1日付で組織改革と人事異動をおこなうと発表した。中国ビジネスの強化や、国内販売におけるブランド価値向上に向けた販売会社との連携に取り組む。

中国事業領域については、これまで会社別に統括していた企画・経営と販売・マーケティングに関する業務を、機能別に統合・再編、統一されたマツダブランドの確立とさらなるビジネス基盤の強化を図る。具体的には中国第1事業部および中国第2事業部を廃止、統合・再編し、中国マーケティング部および中国ビジネス推進部を新設する。

MDI プロジェクト領域では、ITの進化やニーズの多様化に対応するため、MDI プロジェクト室を新設。中長期経営課題の解決に向け、「マツダデジタルイノベーション」(MDI)の新たなステージに取り組むとする。

R&Dリエゾン領域では、マツダとフォードの資本関係の変化にともない、研究・開発に関わる両者間の調整業務を担う組織の効率化を図る。具体的には、R&Dリエゾン室を廃止し、同室が担っていたマツダとフォード間の技術情報交換ならびに協業の推進を支援する機能を、R&D技術管理本部に移管する。

デザイン領域ではデザイン本部にブランドスタイル統括部を新設。「ブランド様式に関わる表現、ビジュアル、コミュニケーションの企画・提案を行い、その品質を一括管理する機能を強化する」としている。

また国内営業領域では、国内営業本部に、東日本営業部および西日本営業部を新設。ブランド価値向上の取組みを、全国の販売会社と協力して実現するための連携体制を構築する。

《レスポンス編集部》

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