米国の自動車最大手、GMと上海汽車(SAIC)の中国合弁、上海GMは3月18日、新型ビュイック『ラクロス』を中国市場で発売した。
新型ラクロスは2015年11月、米国で開催されたロサンゼルスモーターショー15で初公開。ビュイックブランドのフルサイズセダン。フロントマスクをはじめ、全体のデザインには、コンセプトカーの『アヴニール』のモチーフを採用。ビュイックによると、新しいビュイックの表情になるという。
また、先代モデル比で、最大約136k軽量化。これは、高張力スチールの採用の効果が大きい。静粛性の向上にも取り組み、車両の下部を中心に吸音剤を配置し、静粛性が引き上げられた。
上海GMは3月18日、新型ビュイック ラクロスを中国市場で発売。中国仕様には、2種類のダウンサイズガソリンターボエンジンを搭載する。
直噴2.0リットル直列4気筒ターボエンジンは、最大出力260ps、最大トルク35.7kgm。直噴1.5リットル直列4気筒ターボエンジンは、最大出力170ps、最大トルク25.7kgmを獲得している。