東陽テクニカ、非接触方式の自動車ホイール/エンジン挙動計測システムを発売

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ホイール測定セットアップ(左)とエンジン測定セットアップ
ホイール測定セットアップ(左)とエンジン測定セットアップ 全 1 枚 拡大写真

東陽テクニカは、自動車挙動計測の米国EZ Metrology社の自動車ホイール/エンジン挙動計測システム「EZモーション2」を4月1日より発売する。

近年、車両の挙動制御技術は高度化、複雑化しており、ホイールおよびエンジンの挙動を多次元かつ高精度に計測するニーズが高まっている。従来の挙動測定装置では、測定対象に重さのあるセンサーを直接取り付けることで負荷を与えてしまい、正確な挙動計測が難しく、さらに悪路における計測では、振動ノイズの影響を受けやすいという課題があった。また、エンジンのダウンサイジング化によりエンジンルームが狭くなり、最適な空間を確保するためのエンジン挙動測定も重要になっている。

今回販売する、自動車ホイール/エンジン挙動計測システム「EZモーション2」は、ステレオカメラとパッシブターゲットを使用した非接触方式を採用。走行中のホイールやエンジンに影響を与えることなく、理想的な計測を実現する。また、従来の非接触方式3次元挙動測定器と比べても、カメラを車体近くに設置できるため振動により強く、さらに、外乱光ノイズ除去フィルタを装備、カメラ方式で問題になりやすい太陽光の影響を最小限に抑え、正確にホイールとエンジンの挙動を計測できる。

価格(税別)は2500万円より。

《纐纈敏也@DAYS》

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