15年度の新車総販売台数は6.8%減の493万台と2年連続マイナス

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日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が4月1日に発表した2015年度の新車販売統計(速報)によると、総販売台数は前年度比6.8%減の493万7734台となった。2年連続のマイナスで、11年度以来4年ぶりに500万台を下回った。

このうち登録車は前年度より約400台多い312万4406台と、横ばいながら2年ぶりにプラスとなった。一方で軽自動車は15年4月に「軽自動車税」が1.5倍に増税されたため、前年度の駆け込み需要の反動が続き、16.6%減の181万3328台と大きく落ち込んだ。軽自動車のマイナスは2年連続。

16年3月の新車総販売台数は8.6%減の63万5901台となり、15年1月から15か月続けてのマイナスだった。日本自動車工業会は2016年度の新車需要について、17年4月からの消費税率引き上げに伴う駆け込みを想定し、15年度比6.5%増の525万8400台と予測している。

《池原照雄》

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