平塚目指した相模鉄道いずみ野線、開業40周年でイベント…リニューアル車も運行開始

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車体をネイビーブルーで包んだ9000系リニューアル車。いずみ野線開業40周年記念イベントに合わせて出発式が行われる。
車体をネイビーブルーで包んだ9000系リニューアル車。いずみ野線開業40周年記念イベントに合わせて出発式が行われる。 全 1 枚 拡大写真

相模鉄道(相鉄)のいずみ野線が、最初の開業から今年で40周年を迎える。これを受けて相鉄グループは4月10日、いずみ野駅(横浜市泉区)で開業40周年記念イベント「相鉄フェスタ」を開催する。開催時間は9時から14時まで。

当日は、車体をネイビーブルーで包んだ9000系電車リニューアル車の記念列車を運行する予定。9時50分にいずみ野駅を出発する二俣川行き臨時列車として運行され、いずみ野駅で出発式が行われる。その後、リニューアル車は湘南台駅を10時36分に発車する横浜行き各駅停車から通常ダイヤで営業運行を開始する予定だ。

このほか、相鉄の軌陸車、相鉄バスの高速バス車両、神奈川県警のパトカーなどの乗り物展示会(いずみ野駅南口ロータリー)も行われる。また、イベント連動企画として、いずみ野線開業に伴い製造された7000系電車3編成に、開業40周年記念のヘッドマークを取り付けて運行(4月上旬から30日まで)。記念切符の販売なども行われる。

いずみ野線は、1966年7月に都市交通審議会が答申した横浜地区の鉄道整備基本計画(都交審9号答申)において、検討路線として盛り込まれた横浜6号線(茅ヶ崎~六合付近~二俣川付近~勝田付近~東京方面)に相当するルートの一部。相鉄は1967年2月に二俣川~長後~香川~平塚間の地方鉄道免許を申請し、後に長後経由から湘南台経由に変更して1968年12月に免許された。

その後、1976年4月8日に二俣川~いずみ野間がいずみ野線として開業し、1999年3月までに湘南台駅まで延伸された。残る湘南台~平塚間は実質的には凍結状態となっており、開業のめどはたっていない。

《草町義和》

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