国土交通省が発表した2015年度の自動車リコール届け出台数は、前年度と比べて13件増の368件で、対象台数が1890万0637台と過去最高となった。
タカタ製エアバッグについて自動車メーカー各社が調査リコールを実施した影響で、対象台数が前年度より943万2749台増加した。
対象台数が100万台を超えるリコール届け出が5件あり、この5件で対象台数の40%を占めた。このうち、スズキのイグニッションスイッチが発火するリコールが187万2903台でトップ。次いで多かったのがホンダのエアバッグで162万5144台。
タカタ製エアバッグのリコールは届け出が49件、対象台数が954万9996台と、全体の半分を占めた。