PSAグループ、北米市場に復帰へ…およそ25年ぶり

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かつて北米でも販売されていたプジョー405(参考画像)
かつて北米でも販売されていたプジョー405(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSAグループ(旧PSAプジョーシトロエン)は4月5日、新経営戦略「Push to Pass」を発表した。北米市場への再参入計画が公表されている。

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Push to Passは4 年ぶりに赤字からの脱却を達成した「Back in the Race」に続くPSAグループの新たな経営戦略。さらなる成長を目指して、北米市場への復帰を計画する。

PSAグループの北米再参入計画は、3段階、10年に及ぶプロジェクトとなる。現在、専門チームを立ち上げたばかり。最初の段階として、2017年から、北米でモビリティサービス事業を開始する。

次なる段階として、PSAグループの車両をベースにしたモビリティソリューションを開発。そして、最終段階として、PSAグループ車の新車販売を、北米で開始する。

なお、現時点では、PSAグループ傘下のプジョー、シトロエン、DSのどのブランドが、北米に投入されるかは公表されていない。過去には、シトロエンとプジョーが北米に進出したものの、販売不振などを理由に、シトロエンが1974年、プジョーが1991年、北米市場から撤退している。

10年計画という点を考慮すると、PSAグループの北米再参入が実現するのは、2017年頃となる見通し。プジョーが1991年に撤退してから、およそ25年ぶりの北米復帰となる。

《森脇稔》

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