ホンダ中国販売、14.8%増の9.7万台…ヴェゼル は88%増 3月

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ホンダ ヴェゼル中国仕様
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ホンダの中国法人は4月6日、3月の中国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9万7004台。前年同月比は14.8%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開。3月実績は、東風ホンダが前年同月比19.3%増の4万1291台と、11か月連続で増加。広汽ホンダは11.6%増の5万5713台と、2か月ぶりのプラス。

広汽ホンダでは、『フィット』が、前年同月比18.1%増の1万1861台と、3か月ぶりに増加。『アコード』は7608台にとどまり、前年同月比は33.9%減と、3か月連続で前年実績を下回る。『クライダー』は8466台で、前年同月比は13.4%減と、3か月連続で減少した。『オデッセイ』は11.1%減の4196台と、2か月連続のマイナス。2014年秋に投入された『ヴェゼル』は、87.8%増の1万4572台と、好調が続く。

東風ホンダでは、小型MPVの『ジェイド』が3777台。前年同月比は28.2%減と、8か月連続のマイナス。『CR-V』の3月実績は、前年同月比6.3%減の1万2888台と、2か月連続で前年実績を下回る。新たに投入されたヴェゼルの東風ホンダ版、『XR-V』は、40%増の1万2656台と好調を維持。

ホンダの2015年の中国新車販売は、前年比32.5%増の100万6332台。初の100万台超えとともに、過去最高を達成した。2016年の販売目標は、前年比6.3%増の107万台としている。

《森脇稔》

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