米ヘネシーの ヴェノムGT、世界新記録に挑戦…435.31km/h超えか

自動車 ニューモデル 新型車
ヘネシー ヴェノムGT の2016年型
ヘネシー ヴェノムGT の2016年型 全 2 枚 拡大写真

米国のヘネシー・パフォーマンス・エンジニアリング社は4月8日、同社の創業25周年を記念して、4月11日に『ヴェノムGT』による新たな世界記録挑戦の映像を配信すると発表した。

ヴェノムGTは、英国ロータスカーズの『エリーゼ』をベースにしたスーパーカー。そのミッドシップには、シボレー『コルベット』の「ZR-1」用のLS9型6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンをベースに、ツインターボ化したユニットを搭載。最大出力1030ps、最大トルク134.4kgmを引き出し、0-100km/h加速2.9秒、最高速418km/hという世界最高峰の性能を実現した。その後、排気量が7.0リットルに拡大され、最大出力1244hp、最大トルク159.7kgmを獲得していた。

2014年2月、ヴェノムGTが米国フロリダ州のNASAケネディ宇宙センターの滑走路(全長5km)において、最高速計測を実施。435.31km/hという驚異的な最高速を記録した。これは、規定によりギネス記録とはならなかったが、ブガッティ『ヴェイロン』が2010年に打ち立てた431.072km/hを、4.2km/h上回るもの。

2015年秋、SEMAショー15では、ヴェノムGTの2016年モデルが初公開。7.0リットルV型8気筒ツインターボは、ブーストアップにより、最大出力が1451hp/7200rpmへ引き上げられた。従来比で、207hpの強化にあたる。車両重量は1244kg。動力性能は、0-96km/h加速が2.4秒、最高速が450km/hオーバーと驚異的。

この最新ヴェノムGTが4月11日、同社の創業25周年に合わせて、新たな世界記録挑戦の映像を配信する計画。その内容は公表されていないが、前回の435.31km/hを上回る記録に挑むものと見られる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る