【サウンドチューニング・マニュアル】クロスオーバー編 パート4…ミッドウーファーの“ローカット”

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ドアのスピーカー(ミッドウーファー)の“ローカット”を行えると、サウンドがすっきりする。
ドアのスピーカー(ミッドウーファー)の“ローカット”を行えると、サウンドがすっきりする。 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオにおける楽しむべき1要素である、“サウンド・チューニング”についてのノウハウを解説している当コーナー。今月のテーマは「クロスオーバー」だ。今週は、先週にお伝えした内容の、応用編をお贈りする。

先週の記事では、オーディオメインユニットに備えられている、サブウーファーとミッドウーファー(ドアに装着してあるスピーカー)間の「クロスオーバー調整」について解説した。今週は、この機能を賢く使いこなすためのアドバイスを1つ、お伝えしておきたい。

そのアドバイスとは以下のとおりだ。「もしあなたのカーナビ等に“サブウーファー出力”が備わっていたとして、しかし、サブウーファーを使っていなかった場合…。そのときでも、サブウーファーとミッドウーファー間の『クロスオーバー調整』を、ぜひともご活用を」、というものである。

どう活用するかというと…。

サブウーファーがなくとも、ミッドベース側の「ローカット」を活用すると、サウンドをすっきりさせることが可能なのである。

調整の仕方は、サブウーファーを装着してあるときと同様だ。低音が多めに入っている音源を少々大きめのボリュームで流し、徐々にミッドウーファーのローカットポイントを下げていこう。そして、ビビリ音や濁った音がどのあたりから耳障りになるのかを見極める。その見極めができたら、そこから下を思い切ってカットしてしまおう。

カットするといっても、カットオフのポイントよりもその下がスパッと全部なくなるわけではない。そこから下がなだらかに減衰していく。その減衰率を『スロープ』と呼ぶのだが、それもいろいろと試してみるべし。

カットオフのポイントを高めにして『スロープ』を緩やかにしてみたり、カットオフのポイントを低めにして、『スロープ』を急峻にしてみたり…。

できるだけ下側の音がなくならないようにしつつ、耳障りな成分を減らせることができるように試行錯誤していこう。

なお、割と高いポイントから耳障りな音が発生している場合は、注意が必要だ。ちなみに言うと、エレキギターの最低音は約82Hzで、エレキベースの最低音が41.2Hz。せめてエレキギターの最低音あたりは減衰させることなくフルに再生したいところだ。

耳障りに聴こえるポイントが高めだった場合は、ドア内部のビビリ止め(デッドニング)を行うと良いだろう。参考にしていただきたい。

さて、来月も「クロスオーバー」についてのあれこれを、引き続いて解説していこうと思う。4月の当コーナーにも、ぜひともご期待を。

【サウンドチューニング・マニュアル】「クロスオーバー」編 Part.4 「ミッドウーファーの“ローカット”」

《太田祥三》

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