【トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン 新型】個性異なる2フェイスを採用…ユーザー層を拡大

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン 新型
トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン 新型 全 8 枚 拡大写真

トヨタ自動車『パッソ』とダイハツ工業『ブーン』は6年ぶりの全面改良を機に、ダイハツが軽自動車で展開している個性の異なる外観デザインでグレード分けする2フェイス戦略を採用した。

【画像全8枚】

もともと先代のパッソにはフロントフェイスを変えたグレードが設定されていたが、新型の開発を手がけたダイハツの正木淳生エグゼクティブチーフエンジニアは「先代のパッソは2フェイスでも同じような雰囲気だった。今回の2フェイスは変更範囲を拡大して、かなり距離をとった」と語る。

というのも先代のパッソは「ヘッドランプとバンパーのみを変えていた」が、「今回はエンジンフードとフロントフェンダーも変えた。そしてリアはバンパーも専用に起こしている。従来、ダイハツが軽でやっていた2フェイスと同じ規模」と正木氏は解説する。

先代まではトヨタとダイハツの共同開発だったが、新型では開発から生産までダイハツが一貫して担当する体制に変更された。正木氏は「最初から2フェイスを考えていた」とした上で「お客様の広がりをもう少しとりたいということで、変更規模を大きくして2つを引き離した」と振り返る。

具体的にはベースグレードとなるブーン/パッソは「合理的で存在感のあるデザイン」とし、上級グレードのブーンシルク/パッソモーダは「スマートかつ上質感を表現した」という。また内装も「ブーン/パッソは広さと軽快感を表現し、ブーンシルク/パッソモーダについては黒基調の空間にグレージュをあしらいマゼンタのアクセントカラーを施すことで上質感を演出した」としている。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  5. 11/28【無料】CES2026予習&復習セミナー「前回レポートでの振り返りと今年の見どころを紹介」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る