テスラ モデルX、約2700台をリコール…3列目シートに不具合

エコカー EV
テスラ モデルX
テスラ モデルX 全 3 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズのクロスオーバータイプの新型EV、『モデルX』。同車が販売済みの一部車両を、リコール(回収・無償修理)することが分かった。

これは4月11日、テスラモーターズが明らかにしたもの。「モデルXに関するリコールを、顧客に電子メールで通知した」と発表している。

今回のリコールは、シートの不具合によるもの。テスラモーターズによると、欧州でのモデルX納車開始前に行ったシート強度テストにおいて、モデルXの3列目シートの部品が外れる可能性が発見されたという。

この部品は、シートのリクライニング機構のロックヒンジ。テスラモーターズは、「衝突事故の際、リクライニング機構の部品が外れると、シートバックが前方に動く可能性がある」と説明する。

リコールの対象となるのは、3月26日以前に生産されたモデルX。すでに顧客に納車された約2700台が、リコールに該当する。同社は、3列目座席のシートバックを交換するリコール作業を行う。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. ダイハツが歩行領域モビリティ『e-SNEAKER』発売、年間500台目標
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る