アウディ A3、天然ガス車「gトロン」にも改良新型

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改良新型アウディ A3 スポーツバック gトロン
改良新型アウディ A3 スポーツバック gトロン 全 7 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは4月6日、改良新型『A3スポーツバック gトロン』を欧州で発表した。

画像:改良新型アウディ A3 スポーツバック gトロン

同車は、現行『A3スポーツバック』をベースにした天然ガス(CNG)車。2013年3月、ジュネーブモーターショー13で初公開された。アウディは2011年から、次世代の天然ガス(CNG)車の早期市販を目指す「e-ガス」プロジェクトを推進してきた。このプロジェクトの成果を反映させたCNG車が、A3スポーツバック gトロン。

パワートレインは、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」エンジンが基本。シリンダーヘッドやターボチャージャー、吸排気系に専用チューニングが施されており、最大出力110hp、最大トルク20.4kgmを発生する。トランク床下には、2個のCNGタンクを配置。タンクはCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)と特殊ポリマーの二層構造となっており、軽量かつ高剛性に仕上げられた。

A3スポーツバック gトロンは、0‐100km/h加速11秒、最高速190km/hのパフォーマンスを発揮。まずはCNGを使って、最大400kmが走行できる。CNGがなくなれば、ガソリンエンジンに切り替え。アウディによると、航続距離は900km延び、トータルで最大1300kmが走行可能。CO2排出量は30g/kmと、優れた環境性能も実現しているという。

このA3スポーツバック gトロンが、デビュー3年を経て、初の大幅改良を実施。同時発表された『A3』シリーズに準じて、外観はフロントを中心にフェイスリフト。六角形が強調された新グリルをはじめ、ヘッドライト、バンパーが新デザインとなり、イメージを一新。ヘッドライトは、キセノンプラスが標準。リアは、テールランプやバンパーが新しい。内装は、ステアリングホイールが3本スポークの新デザインとなり、MMI(マルチ・メディア・インターフェイス)も最新版にアップデートされている。

《森脇稔》

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