九州新幹線、地震で回送列車が脱線…全線で運転見合わせ

鉄道 企業動向

最大震度7の地震発生から一夜明けた4月15日の朝、九州地方の鉄道路線は熊本県内を中心に、一部で運転を見合わせる。

国土交通省とJR九州の発表によると、九州新幹線は地震の発生により、熊本駅から熊本総合車両所(熊本車両基地)に向かっていた6両編成の回送列車が全軸脱線した。15日も初発から博多~鹿児島中央間の全線で運転を見合わせる。

在来線は鹿児島本線の荒尾~熊本~八代間、豊肥本線の熊本~宮地間、肥薩線の八代~吉松間、三角線の宇土~三角間で運転を見合わせる。特急『有明』『あそぼーい!』『A列車で行こう』『九州横断特急』やSL列車『SL人吉』も終日運休する。それ以外の路線は初発から所定の時刻で運行する。

熊本市交通局は「運行に支障ないことが確認できた」として、初発から市電の運行を行う。熊本電気鉄道も被害が発生した場所の復旧を済ませたとし、初発から通常運行を行う予定だ。肥薩おれんじ鉄道(5時50分時点)は八代~肥後高田間で線路点検を行っており、肥後高田駅での折返し運転を行っているとしている。

《草町義和》

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