NECフィールディング、産業用ドローンの購入から運用まで支援するサービスを開始

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ドローン(イメージ)
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NECフィールディングは、産業用ドローン(マルチコプター)の販売、教育、運用、保守・点検サービスの提供を開始した。

社会のドローンへの関心が集まっている中、ドローンが様々な分野で活用される見通し。新しいサービスでは、ドローンの機種選定や販売、消耗品の販売、ドローンを業務で安心・安全に利用するための必要な知識と技術を取得するための操縦者教育・訓練の提供、購入した機体の点検・保守、空撮や測量などの運用サービスなど、業務でドローンを活用する顧客にトータルなサービスを提供する。

業務や要望に合ったドローン機器を複数のメーカーから選定し、提案する。取り扱う機体は、低価格の空撮用が15万円(税別)から、航空レーザー測量用途に利用する機体が3000万円(税別)と幅広い価格帯で提供する。バッテリーやプロペラなどの消耗品は、同社のインターネット販売サイト「い~るでぃんぐ」で購入することが可能。

同社から購入した機体は、消耗部品の交換などを含め点検・保守も行うとともに、ドローン保険も紹介する。更には、運用サービスとして顧客にかわって、熟練した技術者による空撮や測量も提供する。

また、全国8カ所で、廃校などの遊休施設を活用して操縦者養成スクールを開校する。養成スクールでは、複数の社団法人やドローン開発メーカーが認定するコースを用意する。養成スクールを受講し、終了試験に合格することで社団法人やメーカーライセンスの申請が可能になる。

このほか、養成スクールを開催する地域で自治体を対象とした災害調査や遭難者捜索などの講習会開催や、住民を対象としたドローンの操縦体験会、地域イベントでの空撮なども実施する。ドローンを活用したイベントも開催して、養成スクール開催地域の活性化も図る。

サービスの売り上げ目標は3年間で30億円。

《レスポンス編集部》

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