トヨタ米国販売、2.7%減の22万台、SUVは過去最高 3月

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トヨタ・カムリ米国仕様
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は4月上旬、3月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、21万9842台。前年同月比は2.7%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』の改良新型2015年モデルが、3万6991台を販売。前年同月比は9.3%減と、2か月連続で減少した。2013年に新型を投入した『カローラ』は、8.4%減の3万2556台と、2か月ぶりのマイナス。モデル末期の『プリウス』も、24.7%減の1万2075台と、3か月連続で減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は、3月としては過去最高の実績。主力の『RAV4』が、3月の新記録の2万9045台。前年同月比は15.1%増と7か月連続で増加した。中型SUVの『ハイランダー』は、14.6%増の1万4949台と、4か月連続で前年実績を上回る。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、13.1%減の1万0002台と、3か月連続で減少。新型を投入した『タコマ』は、11.3%増の1万7687台と、6か月連続で増加した。

レクサスブランドでは、新型SUVの『NX』が前年同月比24.8%増の4533台と引き続き増加。新型クーペの『RC』は、前年同月比0.6%減の1194台と、3か月連続のマイナス。新型を投入した『RX』は、前年同月比5.1%増の9648台と、3か月連続で増加。『IS』は、18%減の3679台と、11か月連続で減少。『GS』は1524台にとどまり、前年同月比は35.8%減と2か月連続のマイナス。『CT』は、31.4%減の972台と、6か月連続で減少する。最上級SUVの『LX』は45.7%増の424台と好調を保つ。

トヨタ自動車の2015年米国新車販売は、前年比5.3%増の249万9313台。2016年第1四半期(1-3月)は、前年同期比1.1%減の56万9079台だった。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「トヨタブランドのライトトラックが、3月および第1四半期の新記録を打ち立てた」と述べている。

《森脇稔》

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