アウディジャパン販売社長「大阪でアウディブランドを実感できる場所を」

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アウディ Q7
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アウディジャパンは4月15日、アウディ梅田、アウディ箕面、アウディ堺の3店舗を大阪府内に同時オープンした。

今回オープンする3店舗は、アウディジャパンの100%子会社「アウディジャパン販売(AJS)」の、いわゆる直営店。AJSは、2002年にヤナセと合弁で設立したヤナセアウディ販売が前身で、合弁を解消した2007年から現社名。

AJSは首都圏に続いて、ここ5年ほどは大阪エリアで積極的に出店している。アウディ梅田のオープニングセレモニーで、AJSのマティアス シェーパース社長が、ドイツ語とともに母国語の日本語で、大阪での目標について語った(以下要約)。

今回の3店舗同時オープンによって、アウディジャパン販売が大阪エリアで展開するのは、新車販売店が梅田、堺、箕面、大阪中央の4拠店、中古車の販売店が1拠店、最新の大型サービスセンターが2拠店の、計7拠店になりました。そして年内オープン予定の2つの中古車センターが完成すれば、アウディジャパン販売としては大阪での販売ネットワークが完成することになります。この10年の総投資額は50億円で、大阪エリアでのスタッフ数は約150名になります。

なぜここまで、我々は大阪で直営店を営むのでしょうか。理由はアウディの日本市場の過去にあります。106年の歴史を持つアウディですが、日本市場への本格的な進出は出遅れました。そこで、自信のある商品をただマーケットに投入するというだけではなく、やはり日本人の心を揺すぶるために、販売スタッフや整備スタッフがアウディブランドを心から熟知して、アウディのDNAを理解しなければいけない。そういう使命をもって、2002年に設立されたのがアウディジャパン販売です。

2013年にはアウディブランドの発信拠点として、横浜みなとみらいに日本最大級のフラッグシップストアをオープンしましたが、今回の大阪3店舗プロジェクトも、その延長線上にあるものです。

大阪において目指すゴールは、3つあると思っています。1つめは、大阪で輸入車に興味を持っているお客様に、クルマを買っていただくだけでなく、アウディブランドを実感し、アウディとは何なのか、肌で感じてもらえる場所を提供することです。2つめは、最新の施設をバックに、最もスキルの高いスタッフをアウディ アンバサダーとして、お客様に安心してアウディカーライフを満喫していただくこと。そして最後は、アウディを扱っている他の販売店と共に、力を合わせて、大阪、そして関西でのアウディブランドのプレゼンスを飛躍的に強化していくことです。

■アウディジャパン販売 代表取締役社長 マティアス・シェーパース(Matthias Schepers)
1975年 東京生まれ
2002-2003年 独アウディ本社 国際トレーニングプログラム
2003-2007年 アウディジャパン 企画部、のちロジスティックマネジェー
2007-2011年 独アウディ本社 東南アジア担当、のち日本担当マネージャー
2011-2016年 アウディジャパン 販売企画部本部長
2016年1月から現職

《丹羽圭@DAYS》

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