【プジョー 308GTi by プジョースポール】販売を加速させる「スパルタンな」2台

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プジョー 308GTi by プジョースポール
プジョー 308GTi by プジョースポール 全 8 枚 拡大写真

プジョー・シトロエン・ジャポンはプジョー『308』の新しいラインナップ、『308GTi by プジョースポール』の発売により、好調な販売を更に加速させたいと意気込む。

2015年、プジョーブランド単体の世界販売台数は約170万台で、2014年と比較し4.6%アップした。日本国内でも5900台と、輸入車平均を上回る3.4%アップ。

「2016年も好調に販売は推移しており、1月から3月の登録台数が1028台と昨年同時期の730台のプラス40.6%という状況で推移している」と説明するのは、同社広報室の英信司さんだ。そして、「この理由は『208』がEAT6(6速オートマチック)になったことによる台数増と、『308』の販売が堅調であることが大きい」と話す。

そして、今回導入した308GTi by プジョースポールは、「今年1年で200台は売りたい」という。「プジョーブランドで込々500万円くらいになるとハードルが上がってしまう」とし、270馬力(車両本体価格436万円)のほかに、250馬力(車両本体価格385万円)も合わせて販売する。

英さんは、「現在は270馬力の方が売れているが、最終的には250馬力が主流になると思う。プジョーとしてこのようなスパルタンなクルマを同時に2種類導入することは初の試みなので、どちらかというと実験的なローンチ」だとした。

また、308の究極なモデル、『308Rハイブリッド』について英さんは、「まだ世界に2台しかなく、プロトタイプの状態。将来的に量販車として生産が始まれば導入の可能性はある」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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