BMW史上最速の M4 GTS、ミシュランタイヤ純正装着

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BMW M4 GTS
BMW M4 GTS 全 7 枚 拡大写真

フランスのタイヤ製造大手、ミシュランは4月13日、BMW『M4 GTS』にミシュラン製タイヤが純正装着された、と発表した。

同車は2015年10月末、東京モーターショー15でワールドプレミア。BMW『4シリーズ クーペ』の高性能モデル、『M4クーペ』をベースに、さらなるパフォーマンスを追求したモデル。公道のみならず、サーキットで本領を発揮するよう、チューニングが施された。

その特徴は、いっそうの軽量化。CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)をボンネットに使用するなどして、車両重量は1510kgに抑えた。エアロダイナミクス性能も強化。専用の大型リアウィングとフロントリップスポイラーは、カーボンファイバー製で角度調整が可能。フロントバンパーの開口部は広げられ、空気の流れを最適化し、フロントアクスルのリフトを抑える。

直噴3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンには、エンジン燃焼室の温度が上がった時、水を噴射して吸気温度を下げる「ウォーター・インジェクション」を採用。最大出力は431hpから500hpへ、69hpパワーアップ。最大トルクも56.1kgmから61.2kgmへ、5.1kgm強化された。この結果、M4 GTSは0-100km/h加速3.8秒、最高速305km/h(リミッター作動)と、歴代BMW最速の性能を発揮する。

ミシュランは、このM4 GTSに、純正タイヤとして、「スポーツカップ2」を供給。サイズはフロント265/35ZR19、リア285/30ZR20。ミシュランは、「非対称のトレッドパターンとケースデザインが、ハンドリングとグリップ、寿命を最適にバランスさせた」と説明している。

《森脇稔》

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