【スバル インプレッサ 新型】国内初披露、「世界のミレニアルズに売っていく」

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新型 スバル インプレッサ 国内初披露
新型 スバル インプレッサ 国内初披露 全 19 枚 拡大写真

20日、スバルは今秋発表予定の新型『インプレッサ』のプレ商品説明会を開催した。披露されたのは、先のニューヨークモーターショー16でデビューした新型。特徴は同社が3月7日に詳細発表した「スバルグローバルプラットフォーム」を採用した最初の市販車となる予定だ。

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展示されたのは北米仕様で、ニューヨークモーターショー16の会場で公開されたのと同じ車両となる。そのため「ヘッドライト、インパネなど細部で日本で発売されるモデルとは異なっている」(商品企画本部プロジェクトジェネラルマネージャー 阿部一博氏)。EyeSight(アイサイト)も装備されていなかったが、現在、日本市場向けの価格、装備、仕様の細部を詰めているところで、詳しくは語られなかった。

というのも、インプレッサは北米での人気はもちろん、日本でも、軽自動車を除いたスバル車新車販売の40%を占めるという重要な車種であるため「この車で失敗は許されない」(阿部氏)と、相当な決意で臨んでいる。そのため、日本市場向けの開発には余念がない。

例えば、新しいプラットフォームでは、全幅が1777mmと37mm広がっている。国内の道路事情を考えると広げすぎではないかという懸念もあるが、走行性能や内装の質感アップ、ユーティリティ向上には欠かせないとして決定されたサイズだ。当然取り回しの良さは損なわないように足回り等には工夫が施されるはずだ。詳細はまだ公開できないとのことだが、サスペンションジオメトリ、ステアリングギア比、タイヤサイズ等で最適な最小回転半径に設定されるだろう。

阿部氏はまた、「新型インプレッサは、グローバルでミレニアルズに売って行きたい」という。ミレニアルズとは、米国で2000年以降に成人した若者で、人口の1/4を占める巨大な消費者層を形成している。これまでスバル車は、米国北西部などマウンテンと呼ばれる地域で評価される車だったが、近年、カリフォルニア、テキサスといった中南部にも市場を拡大している。リーマンショック以降、北米市場で好調な理由の一つでもあるが、さらに若年層への市場拡大を目指す。

阿部氏が「グローバルで」というように、日本など他の市場でも若い世代へのアピールを考えているようだ。少子高齢化が進む日本の場合、若年層市場はそもそも厳しいという見方もあるが、そこで止まっていたら市場は先細りするしかない。価格やユーティリティを含めて、新型インプレッサの今秋発表を期待したい。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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