ホンダ技術者3名、小型水素ステーション向け差圧式高圧水電解システムの開発で文部科学大臣表彰を受賞

自動車 ビジネス 企業動向
スマート水素ステーション(参考画像)
スマート水素ステーション(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

ホンダは4月20日、同社の技術者3名が、「小型水素ステーション向け差圧式高圧水電解システムの開発」の業績により、「平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 開発部門」を受賞したと発表した。

科学技術分野の文部科学大臣表彰は、文部科学省が科学技術水準の向上に寄与することを目的に、科学技術に関する研究開発、理解増進などにおいて顕著な成果を収めた個人または団体を表彰するもの。

今回、科学技術賞を受賞したのは、差圧式高圧水電解システムの開発に携わった本田技術研究所 四輪R&Dセンターの岡部昌規氏、中沢孝治氏、針生栄次氏の3名。同システムは、小型水素ステーションに適用可能で、新規の高圧水素製造技術を応用した高圧水素供給装置を実現させるためのもの。この開発により、従来型の機械式コンプレッサーを用いた小型水素供給装置に比較して水素昇圧時のエネルギーロスを1/4に低減。システムの小型化も達成し、高効率で静粛性の高い小型水素ステーションの製作に成功した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る