熊本地震による鉄道の運休区間、500km以下に…市電は全線再開

鉄道 企業動向
熊本市電は20日から全線での運転を再開した。
熊本市電は20日から全線での運転を再開した。 全 2 枚 拡大写真

国土交通省や鉄道各社局などの発表によると、熊本地震の影響で運休中の鉄道路線は、4月20日18時の時点で500kmを割り、428.7km(営業距離ベース)となった。

●JR線
JR九州 九州新幹線 博多~新水俣 194.1km
JR九州 鹿児島本線 熊本~八代 35.7km
JR九州 豊肥本線 肥後大津~豊後竹田 65.4km
JR九州 肥薩線 八代~吉松 86.8km
JR九州 三角線 宇土~三角(※全線) 25.6km

●私鉄・公営・第三セクター
熊本電気鉄道 菊池線 上熊本~北熊本 3.4km
南阿蘇鉄道 高森線 立野~高森(※全線) 17.7km

九州新幹線のうち新水俣~鹿児島中央間は、所定ダイヤより本数を減らして運転を再開。熊本市電も全線での運転を再開したが、安全確保のため徐行運転を行っており、所定ダイヤに戻るまで時間がかかるとみられる。

送電トラブルで19日の運転を見合わせた熊本電鉄は、上熊本~北熊本間を除き運転している。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  4. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  5. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  6. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  7. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  8. 日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
  9. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  10. 【株価】トヨタが小反発、『プリウス』13万台リコールも地合い好転で持ち直す
ランキングをもっと見る