雪害運休はこれが最後? JR北海道、留萌線留萌~増毛間を4月28日再開へ

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留萌本線の増毛駅。雪害のため運休していたが、4月28日から再開する予定。
留萌本線の増毛駅。雪害のため運休していたが、4月28日から再開する予定。 全 2 枚 拡大写真

JR北海道は4月20日、留萌本線留萌(留萌市)~増毛(増毛町)間の運転を4月28日の初発から再開すると発表した。タクシー代行輸送は4月27日限りで終了する。

留萌本線は、深川(深川市)~留萌~増毛間の66.8kmを結ぶ鉄道路線。このうち留萌~増毛間の16.7kmは雪崩や土砂崩壊の恐れがあるため、2月12日から終日運休している。

JR北海道の発表によると、雪どけの進行にあわせて斜面や線路などの点検、落石対策などを行った結果、安全が確認できたことから運転を再開することが決まった。降雨などにより落石の可能性がある場所は、徐行運転を行う。

留萌~増毛間は利用者が少なく、1日1km平均の通過人員(旅客輸送密度)は2014年度で39人。JR北海道は同区間を廃止する方針を示しており、雪害による長期運休も今回が最後になる可能性がある。

《草町義和》

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