国土交通省、自動車の騒音規制を強化…性能不明なマフラーへの改造を明確に禁止

自動車 社会 行政
国土交通省
国土交通省 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、国際基準に調和させるとともに、性能が不明なマフラーへの改造禁止を明確化するなど、自動車の騒音規制を強化した。

自動車の車外騒音に係る基準の見直しは、国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で1997年から検討が進められてきた。日本も基準案に基づく車外騒音のサンプルデータを提供するなど、積極的に議論に参画した結果、2015年6月に改訂が成立した。

今回、四輪車の車外騒音に係る国際基準を導入するとともに、不正マフラーへの改造禁止を徹底するため、装置型式指定規則と道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の一部を改正し、4月20日に施行した。

使用過程車はこれまで、騒音性能基準のみを規定していたが、今回の改正で証明機関による騒音性能表示などを義務付けることにした。これにより、加速走行騒音を有効に防止するものであるか不明な消音器を備えた自動車は、保安基準不適合の扱いとなる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. ジムニーノマドの死角を潰せ! 長くなっても怖くない、データシステムの『カメラシリーズ』がすごいぞPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る