JR貨物、熊本地震による不通区間が解消…全面再開まで約150本が運休

鉄道 企業動向

JR貨物は4月21日、熊本地震の影響による不通区間が全て解消されたと発表した。地震発生から再開まで153本の貨物列車が運休した。

同社の発表によると、九州内で貨物列車が運行されている路線のうち、最後まで不通だった鹿児島本線熊本~八代間が4月21日13時に運転を再開。これに伴い貨物列車も全て運転を再開した。それまでに運休した貨物列車は、一部の区間を運休した列車も含め153本に及んだ。

熊本以南の八代・川内・鹿児島貨物ターミナル各駅や都城オフレールステーションに発着する貨物の引き受けも再開。「全国的に通常通りの輸送が可能」になったという。

一方、救援物資などの輸送に対応するため、4月19日から運転されている吹田貨物ターミナル~福岡貨物ターミナル間の臨時貨物列車は、九州内に到着する清涼飲料水などの食料工業品や宅配便貨物を中心に利用されているという。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る