自転車による歩行者との衝突事故、重過失致死で少年を書類送検

自動車 社会 社会

昨年11月に千葉県船橋市内で発生した自転車と歩行者の衝突事故について、千葉県警は19日、自転車に乗っていた16歳の少年を重過失致死容疑で書類送検した。少年は容疑を認めているという。

千葉県警・船橋署によると、問題の事故は2015年11月5日の午後5時45分ごろ発生している。船橋市宮本7丁目付近の市道(片側1車線の直線区間)で、道路左側の路肩を走行していた自転車が縁石に接触した弾みで路外に逸脱。バランスを崩したまま道路沿いにある歯科医院の駐車場に突っ込み、場内を歩いていた48歳の女性に衝突。女性は頭部強打が原因で翌日に死亡した。

警察は自転車に乗っていた16歳の少年から事情を聞いていたが、少年の自転車は下り坂で40-50km/h程度まで加速していたとみられ、聴取に対しては「後ろからクルマが接近した気がして、左にハンドルを切ったら縁石にぶつかってコントロールを失った。縁石を路側帯と思っていた」などと供述していた。

このため、猛スピードでの走行でコントロールを失ったこと、路側帯と縁石を誤認したことが事故に結びついたと判断。少年を重過失致死容疑で書類送検している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  5. 次期トヨタ『ハリアー』は新エンジンの恩恵でフォルムが大変化…スクープ記事ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る