【スーパーフォーミュラ】「がんばろう! 九州」の思いとともに、開幕戦のレースウイークがスタート

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各車のボディサイドに「がんばろう! 九州」のメッセージステッカーが貼られる。
各車のボディサイドに「がんばろう! 九州」のメッセージステッカーが貼られる。 全 8 枚 拡大写真

22日、三重県の鈴鹿サーキットで、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)開幕戦のレースウイーク最初の走行が実施された。今季のSFは「がんばろう! 九州」の思いとともに開幕を迎える。

昨季は実施されていなかったレースウイークの“金曜フリー走行”が、今季はヨコハマ製ワンメイクタイヤへの切り替え年ということ等を鑑みて、全戦で原則的に実施されることとなった。この日は午後3時35分から1時間の走行、今季参戦の全19台が出走し、各々のセットアップ作業を進めた。トップタイムは野尻智紀(#40 DOCOMO TEAM DAMDELION RACING/ホンダ)がマークした1分38秒492。

開幕戦鈴鹿は例年同様に2輪との併催による「2&4」だが、今年は大会冠スポンサーに日本特殊陶業がつき、「2016 NGK スパークプラグ 鈴鹿2&4レース」という大会名に。メインストレートのブリッジが「NGK」で彩られ、また新シーズンということで各チームのマシンやピット機器にも新たな色やロゴが輝いているが、そのなかには「がんばろう! 九州」のステッカーも混じっている。これは今般の熊本・大分周辺での地震災害発生を受けての、SFとしての支援姿勢を示すメッセージだ。

全車の車体左右と、全選手のヘルメットバイザーにこのメッセージステッカーが貼られ、開幕戦恒例の全選手集合撮影でもメッセージパネルが掲出される予定。また、土~日のピットウォーク等では義援金募金も行なわれる。

九州への思いとともに開幕する今季のSF。開幕戦鈴鹿は明日の土曜(23日)が3段階式ノックアウトの公式予選、そして日曜(24日)が43周の決勝250kmレースとなる。

《遠藤俊幸》

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