【キャデラック CT6】存在感とスタンスの良さを強調するデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
キャデラック CT6
キャデラック CT6 全 8 枚 拡大写真

ゼネラルモーターズジャパン(GMジャパン)が9月より発売を開始するキャデラックのフラッグシップモデル『CT6』は、キャデラック固有のデザインである縦型のライト類を採用しながらも、CT6特有の存在感を醸し出すデザインが採用された。

キャデラックチーフマーケティングオフィサーのウヴァ・エリングハウス氏は、ヘッドライトが縦型であることについて、「競合他車は横方向に広がっているのに対し、キャデラックの各車は垂直にしている。そうすることで、他車との差別化につなげている」と話す。そのうえでCT6では、LEDライトブレードや間接照射LEDヘッドランプも最新のものに一新された。

そしてCT6のデザインの特徴は,「ボンネットからグリルに向かっているいくつかのキャラクターラインと、サイドの面全体を丸くせずエッジーな感じに際立たせていることだ」とエリングハウス氏。その理由は、「存在感を出すために路面に対してきちんとしたスタンスを持たせることにある」という。これはホイールハウスにも表れており、「少しだけ張り出させることで、実際よりも幅広に見せ、スタンスの良さを強調している」と述べる。

また、フロントグリルは、「アイコニックで一目見たらキャデラックと分かってもらえるデザインだ。具体的には、クレスト(キャデラックのエンブレム)の形とグリルの形が相似形になっていることで、間違いなくそう感じてもらえる」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 軽オープンスポーツカー、2代目ダイハツ『コペン』が誕生!!
  2. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  3. 「さすが俺達の日産技術陣!」日産の新型EVセダン『N7』にSNS反応、「カッコ良すぎないか」などデザイン評価
  4. ヤマハの125ccスクーター『NMAX 125 Tech MAX』が世界的デザイン賞、ヤマハとしては14年連続受賞
  5. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る