阪神高速道路は、不正通行者への未払通行料金等支払請求訴訟の控訴審判決で勝訴が確定。不法に免れた通行料金など約1100万円を回収したと発表した。
阪神高速道路は、料金所の強行突破で2013年5月に逮捕された不正通行者1名に対し、不法に免れた通行料金、法令に基づく割増金(通行料金の2倍)の支払交渉を行ったが、支払に応じなかったため、2014年9月に支払請求訴訟を提起した。
2015年10月の第一審判決で阪神高速側が勝訴。その後、2016年3月の控訴審判決で勝訴が確定した。同社は、勝訴判決を受け、強制執行(債権差押)を実施。不法に免れた通行料金、法令に基づく割増金及び遅延損害金等を合わせて約1100万円を回収した。