【ジャガー XF 新型】XE とのデザインの違い

自動車 ニューモデル 新型車
ジャガー XF
ジャガー XF 全 8 枚 拡大写真

フルモデルチェンジして2代目になったジャガー『XF』。2014年に導入された『XE』とデザイン性で共通項が多いが、XFはエグゼクティブサルーンという位置づけ通り、より力強いスタイリングになっているという。

具体的には「フロントグリルはより垂直で大型化されており、エアインテークのブレードをより低い位置に変更するなどして、更に力強い印象を持たせている」と説明するのはジャガー・ランドローバー・ジャパンディーラー開発部の内藤久善氏だ。そのほかヘッドライトのグリル側の切り欠きが逆(XFは内側に向かい、XEは外側に向かう)になっている。

サイドではホイールベースによる違いが見て取れる。「XFはXEよりも125mmホイールベースが長く、そのスタイリングを冗長にしないため、XFはボディ側に6ライトウインドウを採用している(XEはドア側)」と内藤氏。そしてサイドのキャラクターラインは前より明確に引かれており、「XEと比べるとよりフォーマルな印象をもたらしている」と話す。

リアでは、「垂直のラインとラウンデルと呼ばれる、半円形のモチーフが両車とも使われている」と内藤氏。XFは半円形のモチーフがふたつ、XEはひとつとなっているなど、違いについて語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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