シビックR 超えた…VW ゴルフ GTI クラブスポーツS、ニュルでFF最速に

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フォルクスワーゲン ゴルフ GTI クラブスポーツ S
フォルクスワーゲン ゴルフ GTI クラブスポーツ S 全 6 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンが5月4日、オーストリアで開幕した「GTIミーティング・アット・ヴェルターゼー」で発表した『ゴルフGTIクラブスポーツS』。同車が、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、市販FF車のラップタイプ記録を更新した。

ゴルフGTIクラブスポーツSは、2015年9月に発表された『ゴルフGTIクラブスポーツ』のさらなる強化版。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンは、ゴルフGTIのレーシングカー、「TCR」のノウハウを応用してチューニング。最大出力は310ps、最大トルクは38.7kgmへ引き上げられた。トランスミッションは6速MT。

3ドアボディをベースに、後席を取り払うなどの軽量化を図り、車両重量は1360kgから1285kgへ、75kg軽量化。パワーウェイトレシオは、4.15kg/psを実現した。足回りは、ニュルブルクリンクで煮詰められ、サーキット向けのセッティング。ブレーキも強化。0-100km/h加速5.8秒、最高速265km/hの性能を持つ。

フォルクスワーゲンは、このゴルフGTIクラブスポーツSをニュルブルクリンク北コースに持ち込み、タイムアタックを敢行。この結果、7分49秒21のラップタイプを計測した。

このタイムは、同じく310psの2.0ターボを積む新型ホンダ『シビックタイプR』が保持していたニュルのFF市販車最速記録、7分50秒63を、およそ1秒半、短縮するもの。フォルクスワーゲンは、「史上、最もパワフルなGTIが、ニュルで新記録を打ち立てた」とコメントしている。

《森脇稔》

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