台湾版 鈴鹿サーキット開業、ショッピングモールも併設…来場者目標は年1000万人

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SUZUKA CIRCUIT PARK「ミニ・鈴鹿サーキット」を走るカート
SUZUKA CIRCUIT PARK「ミニ・鈴鹿サーキット」を走るカート 全 9 枚 拡大写真

鈴鹿サーキットのコンセプトやコースレイアウトを輸出したモビリティテーマパーク「SUZUKA CIRCUIT PARK」が、台湾・高雄市で5月9日に開業した。

SUZUKA CIRCUIT PARKは、モビリティランドが「鈴鹿サーキット」のライセンスを提供し、台湾の大魯閣エンタテイメントが台湾・高雄市に建設、運営するモビリティテーマパーク。併設する大型商業施設「大魯閣草衙道」とともにオープンした。

初日に行われたオープニングセレモニーには高雄市の陳菊市長らが出席。陳市長は「大魯閣草衙道は、高雄市が進めるニュー・ベイエリア開発の中心。このモールをきっかけに、国内外からたくさんの観光客に高雄へ来てもらいたい」と当施設への期待を述べた。また、施設全体を運営する大魯閣開発の蔡明璋会長は「これからもこの施設で観光客と雇用を増やし、地域に貢献していきたい」と今後への抱負を語った。さらに、モビリティランドの曽田浩社長は「この事業により、台湾と日本の『絆』がますます強くなることを願っている」と語った。

式典では商業施設のオープンを記念するテープカットに続き、SUZUKA CIRCUIT PARKの「起動式」を実施。ゲストがスイッチを押すと遊園地内の遊戯機種が動き出す演出で、施設全体が華々しく開業した。

同施設は、高雄国際空港から高雄MRT(地下鉄)で1駅の場所に位置し、外国人観光客を含めて年間で1000万人を見込む、台湾南部で最大規模の商業施設となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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