【新聞ウォッチ】存亡危機のタカタ、2期連続の大幅赤字、国内も700万台追加リコール

モータースポーツ/エンタメ 出版物
タカタのエアバッグリコール対象となったホンダ アコード
タカタのエアバッグリコール対象となったホンダ アコード 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年5月10日付

●三菱重工 誤算の「四重苦」(読売・8面)

●カタログ燃費実態となぜ違う(読売・8面)

●三菱自,再測定15%悪化(読売・8面)

●パナマ文書未明に公開(朝日・1面)

●リコール費膨らみタカタ130億円赤字3月期決算見通し(朝日・7面)

●熊本地震高速またぐ6本被害耐震強化適用せず(毎日・1面)

●三菱自、燃費データ不正、補償費「雪だるま」式拡大恐れ(産経・10面)

●三菱自の支援慎重に判断、三菱重工社長(東京・7面)

●三菱自・日産、差額を補償、燃費不正、燃料代や税、顧客(日経・1面)

● インド新車販売12%増4月(日経・9面)

●追加リコール700万台タカタ製エアバッグ、国交省指示、世界累計1億2000万台に(日経・11面)

● GW、近場も海外も活況(日経・13面)

●私の課長時代、ホンダ・八郷隆弘社長、大型車で北米に挑む(日経・27面)

ひとくちコメント

世界で1億台分を超えるとされているタカタ製エアバッグの不具合をめぐる問題。国土交通省が自動車メーカー各社に対し、国内で販売した自動車を対象にタカタ製エアバッグの追加リコール(回収・無償修理)を指示したそうだ。

米国当局が火薬の劣化を防ぐ乾燥剤が入っていないタイプのエアバッグ全てのリコールを決めたことを受けた措置で、対象台数は延べ700万台前後になる見通しという。

きょうの日経が報じている。それによると、対象は主に助手席のエアバッグとみられているが、国内で自動車各社が応じれば、全世界で1億2000万台にふくれあがるとみている。

一方で、タカタは、2016年3月期(前期)の連結純損益予想を従来の50億円の黒字から130億円の赤字に下方修正したと発表。きょうの各紙が「タカタ赤字130億円」などと取り上げているが、15年3月期も296億円の最終赤字だったため、2年連続で最終赤字となる見込みだ。

エアバッグ部品のリコール関連費用を追加計上することが影響するとみているが、もっとも、先日米国当局が発表した追加リコールについては、原因が特定されておらず、現時点では今回の下方修正には含まれていないという。

いずれにしても、対策費は1兆円を上回るとの見方もあり、存亡の危機では三菱自動車よりもタカタのほうが深刻の度を増しているといえるだろう。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『プリメーラ』、EVで約20年ぶりに復活…フィリピンモーターショー2026
  2. スズキ、『ジムニー シエラ GOZEL』初公開へ…6月14日「ジムニーサンライト2026」
  3. トヨタ『ランドクルーザー』など、計6車種4万3300台をリコール…メーターが正しく起動しない
  4. アウディ初のハイブリッドスーパーカー『ヌヴォラーリ』発表、V8エンジン搭載で最高出力1000馬力超
  5. ホンダ『シビック』など3万6000台以上をリコール…走行中にエンジン停止のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. ルノーのスポーツEV「5 Turbo 3E」、エクセディのインホイールモーター搭載…555馬力
  3. AIドライブレコーダーで道路損傷を自動検出、「道路巡回ソリューション」共同開発…電気興業とサイバーコア
  4. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
  5. 中国Desay SV、業界初AIプラットフォーム「EA01U」を日本初公開…人とくるまのテクノロジー展 2026
ランキングをもっと見る