長崎電軌の3号系統、5月23日に全面再開へ

鉄道 企業動向

長崎市内の路面電車を運営している長崎電気軌道は5月10日、脱線事故の影響で片方向の運転を見合わせている3号系統について、5月23日から全面的に再開すると発表した。6月とされていた当初の予定より若干早まる。

脱線事故は2015年10月11日、公会堂前交差点の分岐部で発生。蛍茶屋~赤迫間を桜町経由で結ぶ3号系統の電車が分岐部を通過中、後方の台車が脱線した。2007年5月にも2回、ほぼ同じ場所で脱線事故が発生していた。

長崎電軌はこれを受け、3号系統の運転を中止。他の系統が運転されていない長崎駅前~桜町~公会堂前間の桜町支線は全面的に不通の状態となった。その後、レールの交換など再発防止策が講じられ、今年2月29日に蛍茶屋行きの電車のみ運転を再開。赤迫行きの運転も、5月23日に再開することが決まった。

《草町義和》

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