立体駐車場の出口で暴走、歩行者2人をはねる

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6日午後5時20分ごろ、東京都大田区内の時間貸しとなっている自走式の立体駐車場で出口に向かって進行していた乗用車が暴走。歩行者をはねた後、道路を挟んで反対側にある別の駐車場へ突っ込む事故が起きた。この事故で歩行者2人が重傷を負っている。

警視庁・大森署によると、現場は大田区大森北1丁目付近にある時間貸しの自走式立体駐車場。乗用車は地上部分の出口に向かって走行していたが、突然急加速。出口に設置された遮断機のバーを破壊して前進し、隣接する区道を歩いていた35歳の女性に衝突。そのまま道路反対側の金属製フェンスを突き破り、別の駐車場に止まっていた大型路線バスに突っ込んだ状態で停止した。

この事故で女性が足を骨折する重傷。女性が抱き抱えていた1歳の男児が足を骨折する重傷を負い、いずれも近くの病院へ収容されている。バスは小破したが、事故当時は無人状態だったために人的な被害はなかった。警察はクルマを運転していた79歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

現場はJR大森駅東口にある駅ビルの付属施設。聴取に対して男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」などと供述しており、警察では運転操作の誤りが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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