民進党オートバイ議員連盟が10日発足した。今年3月の民主党と維新の党の合流により、旧民主党のオートバイ議連を引き継ぐ形で、新たに民進党として議員連盟が設立された。
議連参加者は衆参あわせて45人。会長の大畑章宏氏(茨城5区)、会長代理の真淵澄夫氏(奈良1区)、顧問の前原誠司氏(京都2区)と前田武志参議(比例)、羽田雄一郎参議(長野)は民主党政権時代の歴代国土交通大臣経験者。事務局長の磯崎哲司氏は日産自動車労組から自動車総連を経た参議だ。
「国民と共に進む民進党として新たにオートバイ議連がスタートする。国民と足としてオートバイが普及できるような環境を作らないといけない。昨年8月に関係5省庁に『二輪車産業の健全な発展とその普及促進に関する重点要望』をしたが、その結果がどうなっているのか。確認しながら、課題を乗り越えてオートバイ産業が前進するようにしたい」と、大畠会長があいさつした。
旧民主党議連の8つの重点要望は以下の通り
(1)軽自動車税の増税撤回
(2)ETC購入助成金の支給とETC割引料金の導入
(3)高速道路料金区分の独立化と料金の適正化
(4)小型限定普通二輪(125cc)以下の新車への販売インセンティブ支給
(5)小型限定普通二輪(125cc)免許取得時の負担軽減
(6)駐車場の整備・拡充
(7)都道府県間のバス専用通行帯運用基準の統一化
(8)高速道路路側帯の避難利用の解禁
同議連の主な役職者
会長 大畠章宏
会長代行 増子輝彦
会長代理 真淵澄夫
幹事長 武正公一
事務局長 磯崎哲史