アルファロメオ ジュリア 新型、イタリア警察に配備…510馬力ターボ仕様

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イタリア警察に配備されたアルファロメオ ジュリア 新型のクアドリフォリオ
イタリア警察に配備されたアルファロメオ ジュリア 新型のクアドリフォリオ 全 9 枚 拡大写真

イタリアのアルファロメオのスポーツセダン、新型『ジュリア』。同車の高性能グレードが、イタリア警察に導入された。

これは5月5日、イタリア国家警察が明らかにしたもの。アルファロメオの親会社のFCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)のセルジオ・マルキオンネCEOから、2台の新型ジュリアの引き渡しを受けた、と発表している。

新型ジュリアは2015年6月、イタリアで発表。およそ40年ぶりに復活したジュリアは、生粋のスポーツセダンを目指して開発。そのハイライトは、アルファロメオが属するFCA傘下(当時)のスーパーカーメーカー、フェラーリがチューンしたエンジン。

フェラーリチューンのエンジンは、最上級の「クアドリフォリオ」グレードに搭載。V型6気筒ガソリンターボエンジンは、2.9リットルの排気量で、2個のターボで過給され、最大出力510hpを引き出す。このパワフルなエンジンのおかげで、0-100km/h加速3.9秒のパフォーマンスを実現する。

5月5日、アルファロメオはイタリア国家警察に、新型ジュリアのクアドリフォリオグレード2台を引き渡し。イタリア国家警察は2台の新型ジュリアを、主に式典での警備や臓器や血液を輸送するために、ローマとミラノで使用する予定。2台の新型ジュリアには、ルーフのフラッシュライトをはじめ、無線システム、AED(自動体外式除細動器除細動器)などが装備されている。

《森脇稔》

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