スバル富士重、20年度のグルーバル販売を「120万台+α」に上方修正

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スバル インプレッサ ハッチバック 新型(ニューヨークモーターショー16)
スバル インプレッサ ハッチバック 新型(ニューヨークモーターショー16) 全 2 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)の吉永泰之社長は5月12日の決算発表会見で、中期経営ビジョン「際立とう2020」で掲げていた2020年度グローバル販売計画を従来の110万台+αから120万台+αに見直したと明らかにした。

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同日発表した16年度の計画が105万台(前年度比11%増)と、すでに110万台に近いレベルとなっているのに加え、主力の北米などで販売好調が続いているためだ。吉永社長は「量で(成長力など)全てをまかなうブランドではないので、台数を追うというよりも(需要に対応した)生産の構えを造るという意味で計画を見直した」と説明した。

その生産の構えについては、グローバル能力を現状の85万4000台(定時操業、以下同)から16年末には103万6000台に増強する。さらに18年度には113万2000台とする計画だ。この時点で、マレーシアの生産委託分を含めたフル操業能力は「約130万台レベルになる」(吉永社長)という。また17年以降の能力増については、設備投資を抑制しながら徐々に拡大する「“ちょこっと能増”で進める」(同)方針としている。

《池原照雄》

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