ヤマハ発動機、独の表面処理&コーティング専門見本市に出展

自動車 ビジネス 海外マーケット
SixONyナノ膜コーティング技術によるエキゾーストパイプ採用の「MT-09 TRACER」
SixONyナノ膜コーティング技術によるエキゾーストパイプ採用の「MT-09 TRACER」 全 2 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、5月31日から6月2日までの3日間、ドイツ・シュツットガルトで開催される「O&S 国際表面処理&コーティング専門見本市」にて、表面処理技術「SixONy(シクソニィ)」の技術展示を行う。

【画像全2枚】

SixONyはヤマハ独自の技術で、厚さ数十ナノメートルの膜(Nano-Film)で構成される、アモルファス構造の酸窒化ケイ素(SiOxNy)セラミックス膜に由来する造語。700度までの耐熱性、優れた耐食性、酸素・水分・塩素等に対する優れたバリア効果、金/青/桃/紫等多彩な発色、耐熱性の高い無色透明・絶縁膜などを特徴とする。既に同社スポーツバイク『MT-09』シリーズのエキゾーストパイプや、他社製カクテルシェーカー等に採用されている。

今回の見本市には、世界30か国以上から300以上の団体と法人が参加。金属やプラスチック、ガラスへの表面処理技術や塗装、プラズマベース表面処理などの最新技術が紹介されるが、その多くは多くの工業製品に適用できる可能性を備えている。ヤマハ発動機では、ナノ膜コーティング技術SixONyを紹介し、多分野への汎用性・発展性をアピールする。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る